イベント
2019年3月2日(土) 〜 2021年3月31日(水)
2019「ほしぞら質問箱」お答え!
1・2月の投映をご覧のみなさまから、たくさんのご質問をいただきました。ありがとうございました!
3月投映番組「ほしぞら質問箱Vol.11」と星空だより紙面上でお答えしきれなかった質問に、このコーナーで「できるだけ?!」お答えしていきます。
お心当たりの方は自分の質問がないか探してみてください!
しつもん・おこたえ
※なるべくたくさんの質問にこたえられるようがんばりますが、すべての質問におこたえすることはできませんのであらかじめご了承ください。
※更新日ごとにブロック分けしてあります。一度に全部お答えできず申し訳ありません。
※下に行くほど新しく掲載された質問です。掲載期間中は古い質問も削除はしませんのでご安心ください。
※3月中、思いのほか時間が取れずお答えしきれませんでしたので、掲載期間を延長しました。自分の質問がまだだなあという方、気長にお待ちいただければ幸いです。
【平成31年3月2日更新分】
Q.ほしのなにざはなんこありますか(7さい女の子)
星の種類は春夏秋冬全部でいくつ星座があるのか(10さい女の子)
A.88こです。昔はもっとたくさんあり、多すぎて困っていたので1928年に国際天文学連合で88にまとめられました。
Q.なんでほしはきれいなの(6さい女の子)
A.きれいと感じるのはそれぞれの人の心ですから、きっとあなたの心がきれいだから…かな?地上から見る星のまたたきはとてもきれいですが、これは大気(空気)のゆらぎによるものです。宇宙では星はまたたきません。
Q.くきしからあまのがわはみられますか?(10さい男の子)
A.残念ながら今は見られません。天の川の正体は天の川銀河と呼ばれるうずまき状の星の集まり(正しくは真ん中に一本棒が通ったような形で棒渦巻銀河と呼ばれる)で、2千億個もの星があると言われます。とても暗い星たちの集まりなので、久喜市に限らず町なかでは電気の灯りがまぶしすぎ、空気もきれいではないので見ることができません。
【平成31年3月6日更新分】
Q.すーぱーむーんなんでおおきい(3さい男の子)
A.月が膨らんだり縮んだりするわけではありません。月は地球のまわりをきれいなマルをえがいて回っているのではなく、すこしつぶれただ円をえがいているので、地球に近づいたり遠ざかったりします。近づくと大きく、遠ざかると小さく見えます。その年一番地球に近い満月をスーパームーンと呼んでいるようですが、スーパームーンは天文学上の正式な呼び名ではないので、いつをスーパームーンにするか正しい決まりはないようです。
Q.火星は、カメラでとると、なぜ白く写ってしまうのですか。(不明)
A.カメラは、写そうとするものをレンズでとらえ、その光をデジカメならばCCDやCMOSと呼ばれるイメージセンサーに、昔のフィルムカメラならばフィルムに焼きつけることで映像を記録します。昼間明るいところで写真をとるときはわかりにくいですが、暗いところで写す場合、カメラはよりたくさんの光を取り込まないといけないので、シャッターを長い間あけていないといけなくなります。実際にカメラや撮影状況を見てみないとなんとも言えませんが、暗い夜空をとる場合、撮影設定をオートにしているとカメラは「ここは暗いところだ」と判断します。あまり長い時間シャッターが開いていると光の量がオーバーになり白く写ってしまう場合もあります。逆に短かすぎても上手く色が写らない場合もあります。
Q.一ばん大きいほしはなんですか(7さい男の子)
A.今見つかっている中で、一番大きい星のひとつと言われているのはたて座のUY星で、半径が太陽の1,700倍くらいと考えられていますが、遠くの星の大きさを測るのは難しく、はっきりとはしていません。近くにある星は干渉計を使って直接大きさを測ることもできますが、遠くにある星はその星の表面温度と明るさ(絶対等級)から、表面積を求めて半径を割り出しています。
【平成31年3月7日更新分】
Q.以前に夕方くらいですが、いつもよりすごく低い位置ですごく大きく、オレンジ色(赤っぽい)月をみました。数十分〜数時間でいつもの月になりましたが、なぜそんな現象が起きたのか知りたいです(32さい女性)
A.地平線に近い月は、大きく赤く見えます。まず、大きさの方からですが、地上近くに月がいると、地上の建物など比較対象があるため大きく感じてしまうのだと言われています。月の見かけの大きさは手をまっすぐ伸ばして指先に持った5円玉の穴と同じくらいですので今度地上近くと天頂付近とで大きさが同じか確かめてみてください。色の方ですが、人の目に見える光(可視光)は、虹の七色でできています。このうち、青い色の光は大気(空気)中の粒子にぶつかって散乱しやすく、赤い色の光は粒子をすり抜けより遠くまで届きやすい性質があります。丸い地球のまわりを同じ厚さで大気がぐるっと取り巻いているので、頭の真上からより地平近くから月の光がやって来る時の方がより長く大気の中を通ってくることになります。より遠くまで届きやすい赤い光がより多く私たちの目に飛び込むので、低い位置の月は赤く見えるのです。夕日が赤く見えるのも同じ理由です。
Q.なぜ月が赤くみえるの?ストロベリームーンと違うの?(10さい女の子)
A.なぜ赤く見えるかは、ひとつ前の質問の答えと同じです。ストロベリームーンとは6月の満月を表す言葉で、もともとはアメリカ先住民の人々が、ひと月ごとに採れる木の実などの名で呼んだものだと言われ、どうも月の色が赤いのとは関係がないようです。
【平成31年3月18日更新分】
Q.かじられたいようのたいようはなんでおおきい ちょうどあったかいのはなぜ(不明)
どうして太ようは、大きいの(7さい男の子)
A.「かじられたいよう」は平成27年度の3月番組ですね。プラネタリウムの中に貼られたポスターを見てくれたのでしょうか。太陽は直径が地球の約109倍もあります。地球は惑星といって太陽のような自ら光り輝く星(恒星)のまわりを回るお供の星ですから、地球から見ると太陽はとても大きいですね。しかし宇宙には太陽より大きい恒星がたくさんあります。オリオン座のリゲルは太陽の約80倍くらい、オリオン座のベテルギウスは太陽の約1,000倍くらいと考えられています。中心温度は1,500万度、表面温度は6,000度もある太陽ですが、地球は太陽から1億5,000万kmくらい離れているので、ちょうどよいあたたかさになっています。
Q.どうしてほしはあるの?せいざはどうしてあるの?(不明)
うちゅうの生まれ方 なぜ星はあるの?(9さい女の子)
A.宇宙は、今から約138億年前、小さな点のようなものがビッグバンという大爆発をおこして始まったと考えられています。ビッグバンから数億年後には、ただようガスのかたまりから最初の星(ファーストスター)が生まれてきたといいます。星座はそれよりずっと後、地球に人類が誕生してから人の手で作られました。現在使われている星座のルーツは今から5,000年くらい前、現在のイラクあたりに住んでいた人々が作ったものではと言われています。季節などを知る目安として、星を覚えやすいように考えたのではないでしょうか。
【平成31年4月11日更新分】
Q.星は全部で何個あるんですか?星はなぜ光るんですか?(不明)
星はなぜ光るのか?(9さい女の子)
星は何で光るの?(35さい男性、5さい男の子)
こうせいは、どうしてひかるの(7さい男の子)
A.地球から人の目で見える星は約8,500個ほどと言われています。私たちの太陽系がある天の川銀河には約2千億個もの星があります。同じような銀河が宇宙には数千億個あると考えられていましたが、さらに多く2兆個くらいではとも言われています。とても数え切れず、それこそ「星の数ほど」あるのですが、私たちの知っている億、兆、京…のさらに上、垓(がい)という単位になってしまいます。星座の星々はみな、太陽と同じ種類の星(恒星)で、中心で起こる核融合反応によって莫大なエネルギーを生み出し自ら光っています。一方、火星や土星などの惑星や月などは自分で光を出さず、太陽の光に照らされて光っています。
Q.星は実際の大きさはどれくらい?星はどれだけまぶしいの?せいざの名前はだれがきめたの?せいざはいつうまれたの?(不明)
せい座は、だれが決めたの?(9さい女の子)
星の大きさはどれくらい?(10さい女の子)
A.星は小さなものから大きなものまで大きさは様々です。これまでの質問の答えにいくつか出てきていますから参考にしてみてください。星のまぶしさも星によっていろいろですが、おおいぬ座のシリウスは太陽の約25倍、オリオン座のリゲルは太陽の約12万倍とも、もっとまぶしいとも言われます。地球から見た星のまぶしさ(明るさ)は星そのものの明るさだけでなく、星までの距離などによって決まります。星座は、先の質問にもあった通り約5,000年前の今でいうイラクあたりに暮らす人々が考えたと言われています。ほとんどの星座はその頃から伝わる名前が使われていますが、現在では正式に認められる星座の名前は国際天文学連合が決めています。
Q.宇宙はどうして今も広がりつづけているのですか?(23さい男性)
A.先の質問の答えにあった通り、宇宙はビッグバンと呼ばれる大爆発によって始まったと考えられています。この爆発の余波で今も外に向かって広がり続けていると考えられています。
Q.星座占いは宇宙と関係があるのですか?(24さい女性)
A.その昔、世界のあちこちで占いを行うために天体を観察し、それが天体の動きを知るきっかけのひとつとなったという意味では、あながち無関係とは言い切れません。ただし占いの内容は科学的な根拠に基づくものではないだろうと思われます。
Q.星て、どうゆう物?(9さい女の子)
A.まず、太陽と同じ種類の星は恒星といって、宇宙を漂うガスやチリなどが材料になり生まれてきます。自分自身で輝く星です。余った材料がそのまわりを回る惑星になります。惑星を回る衛星、惑星になりきれなかった小惑星や、彗星などの小天体…星もいろいろあり、一口に説明しきれません。
Q.1.北斗七星の見つけ方 2.北極星の見つけ方(9さい女の子)
A.北斗七星は3月ならば夜8時前後に北東の空、4〜5月ならば夜9時前後に北の空高く、6〜7月ならば夜9時前後に北西の空に見えています。ひしゃく型、あるいはフライパン型に並んだ七つの星を探しますが、残りの6つは2等星なのですが、真ん中にあるひとつだけが3等星とやや暗めです。これを見落としてしまうとなかなかひしゃくの形ができあがりません。北極星は、北斗七星のひしゃくの水を汲む部分の、一番はしの2つの星を結び、その長さをまっすぐ5つ分伸ばすと見つかります。
Q.久喜プラネタリウムの音楽のきょく名はなんですか。(8さい男の子)
A.毎月、いろいろなCDを入れ替えてBGMに使っています。全部お答えするのは難しいので、気になった時に直接聞いてみてください。
Q.なんで、星の光は何年もの時をへて、光がとどくの?(なんでこう年ってあるの?)(不明)
A.星までの距離が遠いからです。光はこの世で最もスピードが速く、1秒間に30万km、つまり1秒で地球を7周半もできます。その光ですら、何年、何十年、何百年…と旅をしてこないといけないくらい、星は遠いところにあります。今見つかっている中で最も遠い天体がいくつかありますが、300億光年以上の彼方にあるそうです。
Q.何で、月はかけて見えるのか?(10さい女の子)
なんでおつきさまはかたちがかわるのですか。(4さい男の子)
A.月はいつも半分が太陽に照らされて光り、半分はまっくらです。月が地球のまわりを回っているため、照らされている部分がたくさん見えたり、少ししか見えなかったりして満ち欠けするように見えます。毎月第三日曜日15:30〜の「かいけつ!ぎもん・てんもん」では毎年5月と10月に月の満ち欠けのお話をしているので、今度聞きに来てみてください。
Q.ししざは、どんなかたちなんですか?(7さい女の子)
A.すみません、言葉では答えにくいので、↓こんな形です。
【平成31年5月11日更新分】
Q.太陽は何であついの?(35さい男性、5さい男の子)
A.先の質問にもあった通り、中心部で核融合反応によって莫大なエネルギーが生み出されているからです。核融合とは原子核同士が合体してしまう核反応で、太陽で起こっているのは簡単に言うと水素からヘリウムができる反応です。
Q.どうしたらほしをみれるの?(5さい女の子)
A.とてもたくさんの星をみたいばあいは、まちのあかりのすくない、くうきのきれいなところへでかけないといけません。でもあかるい星ならおうちのそばでもみられます。よくはれた日におうちのひとと夜そとにででみてみてください。
Q.どうしたらほしをみれるの?(5さい女の子)
A.と
備考
すべての質問にお答えすることはできませんので予めご了承ください。